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40代サラリーマン子供2人の4人家族、資産5000万を目指すあやたろうです。
株式や債券への投資に興味があっても、「なんだか難しそう」「騙されたらどうしよう」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。投資の世界には、残念ながら詐欺や悪質な勧誘も存在します。そういったリスクから身を守るために最も重要なのが、「相場を知る」ことです。
なぜ相場を知ることが大切なのか?
相場を知ることは、適正な価格を知ることと同義です。
- 「儲かる話」の嘘を見抜く
- 「必ず儲かる」「元本保証で年利50%」といった甘い言葉で勧誘されたら、まずは疑いましょう。相場を知っていれば、そのような話がいかに現実離れしているかすぐに判断できます。
- たとえば、一般的な国債の利回りが年数パーセント程度であるのに対し、「年利30%」といった話は、相場から見て非常に高いリスクを伴うか、そもそも詐欺である可能性が高いと判断できます。
- 投資商品の価値を自分で判断できる
- 投資のプロを名乗る人から「この株は今が買い時だ」と勧められたとします。相場を知っていれば、その株の現在の株価が過去の推移や同業他社と比べて割高なのか、割安なのかを自分で判断できます。
- 勧められたままに買うのではなく、一度立ち止まって自分で情報を確認する癖をつけましょう。
株式と債券の相場を知る第一歩
では、具体的にどうやって相場を知れば良いのでしょうか。
1. 株式の相場を知る
株式の相場は、企業の業績や経済全体の動向、社会情勢などさまざまな要因で常に変動しています。株式の平均リターンは年率で3%〜7%程度とされています。
- 株価の推移を見る
- 証券会社のウェブサイトや金融情報サイトで、興味のある企業の株価チャートを見てみましょう。過去1年、5年、10年といった長期的な推移を見ることで、株価の「適正水準」の感覚を養うことができます。
- 「一時的に急騰している」「長期間低迷している」など、チャートには多くの情報が隠されています。
- 日経平均株価やTOPIXをチェックする
- これらは日本の株式市場全体の動向を示す代表的な指数です。市場全体が上がっているのか下がっているのかを知ることで、個別の株価が市場の流れに乗っているのか、あるいは独自の値動きをしているのかがわかります。
2. 債券の相場を知る
債券の相場は、主に金利の動向によって変動します。金利が上がると、すでに発行されている債券の価値は下がります。債券の平均リターンは年率1%〜3%程度(株式よりリターンは低いが、その分リスクも低い)とされています。
- 国債の利回りを調べる
- 日本の長期金利の指標である「10年物国債利回り」をチェックしてみましょう。これは、銀行の預金金利や住宅ローンの金利にも影響を与える重要な指標です。
- もし、この指標を大きく上回る高利回りを謳う債券の話があれば、それは非常にリスクが高いか、不審な取引である可能性が高いと判断できます。
- 債券の発行条件を確認する
- 債券は、発行体(国や企業)、満期日、利率などが決まっています。これらの情報をしっかり確認し、市場の金利動向と比べて妥当な利率であるかを見極めましょう。
まとめ:相場を知ることが最大の防御策
投資は自己責任の世界です。「絶対に儲かる」「元本保証」といった言葉を安易に信じてはいけません。
相場を知ることは、誰かの言葉に惑わされず、自分自身の判断で投資をするための土台となります。日々のニュースをチェックしたり、金融情報サイトをこまめに見たりするだけでも、少しずつ相場観は身についていきます。
まずは一歩、できることから始めてみましょう。それが、大切な資産を守るための第一歩となるはずです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では。
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